2007 |
01,04 |
«優等生vs不良»
小話にするはずがふつーに長くなってしまった( ̄△ ̄;)
暇でしょうがなかったお正月の産物です。。。
いや本読もうと思ってたんだけど…!
じぃちゃん家の近くの本屋がつぶれちゃったから本が買えなかったんだよっ(つД≦。)
それは置いといて。
やっと買ったよエラゴン!!昨日文庫本の1冊目を読み終えた…!
だけどこれからは読む機会が…。あるにはあるんだけどね(^-^;)
冬休み中には必ず読み終わらせて、休み明けテストが全部終わったら
映画見に行きますっ!ひゃっほい♪
夜更かししてるけど明日スキーに行ってきます☆
6時間寝れば大丈夫なので笑。若いっていいわぁ~(*´∀`*)
あ、あと拍手ありがとございますっ!
なんかもうホント色々ごめんなさいっっ!!
暇でしょうがなかったお正月の産物です。。。
いや本読もうと思ってたんだけど…!
じぃちゃん家の近くの本屋がつぶれちゃったから本が買えなかったんだよっ(つД≦。)
それは置いといて。
やっと買ったよエラゴン!!昨日文庫本の1冊目を読み終えた…!
だけどこれからは読む機会が…。あるにはあるんだけどね(^-^;)
冬休み中には必ず読み終わらせて、休み明けテストが全部終わったら
映画見に行きますっ!ひゃっほい♪
夜更かししてるけど明日スキーに行ってきます☆
6時間寝れば大丈夫なので笑。若いっていいわぁ~(*´∀`*)
あ、あと拍手ありがとございますっ!
なんかもうホント色々ごめんなさいっっ!!
「ああぁっ!!もうっ!」
ジェームズはまだ紅茶の入っているカップを皿に思いきり叩き付けて叫んだ。もちろん紅茶が零れる。それを向かいで見ている僕は軽く溜め息を吐き問いたくない質問を彼に問うた。
「…シリウスがどうかしたの?」
彼は待ってましたとばかりに口を開いた。
「アイツ、何か最近女子からのお呼び出しが多いと思わないか!?」
「まぁ、確かに」
シリウス・ブラックこのホグワーツに入ってからというもの、みんなにとってのアイドル的存在だ。頭が天才的に良く、箒に乗るのも御茶の子さいさい、悪戯の餓鬼大将で“一様”大貴族の御曹司。そして───容姿が物凄く良い。
入学当初は普通に可愛い子よりもっと目立って可愛かったし、今現在だってそんじょそこらの美人やハンサムマンより美しいし格好良い。そんな彼がモテないはずがない。毎年彼が魅力を増す度に、毎年彼に勇気を持って思いを伝える人が増えている。
最近の彼はマグルの装飾品を着けて、気品あるイメージがガラッと変わってワイルドな感じである。しかもちょっと恐い。そこがまた女子にとってはいいそうだ。(と、リリーがこの間のお茶会で言っていた)
「確かに今のワイルドシリウスもイイよもちろんっ!
あれを泣かせれたらどれだけイイか───」
一部聞かなかったことにしておいた。
「───だけど!
あの入学したての頃の天使のような笑顔で微笑まれて
どれだけの人が卒倒したか!!」
話ズレてない?
「ワイルドは良いけど、どんどん装飾品増えてってない?
アレ自分で買ったのか?他の女から貰ったのかっ!?
…あぁでもピアスは俺のあげたヤツだな。よかった」
言葉使い悪くなってるし!ノロケ入ってるしっ!
「どうするっ!?あのサラサラ黒髪キューティクルヘアーが真っ金金になったらっ!!?」
どうって言われてもねぇ…。
「…さすがにそれはないんじゃない?」
僕が紅茶を口に含んだ時、
「お前ら二人で愚痴り大会か?」
───いや僕は愚痴ってないんだけど。
シリウスが絵画の裏をくぐってきた。
僕は彼を見て飲みかけの紅茶を吹き出してしまった。
黒の皮ジャンに長い足に似合うこれまた黒のズボンにお揃いの黒いブーツ。それに銀の装飾品がごちゃごちゃと。
そこまでは良かった。
彼の自慢の黒髪が───彼の相棒が言ってた通り───金髪になっていた。ついでに銀縁で赤いレンズのサングラスが恐さ強調。
「………どしたの、その髪」
呆れて僕はガラの悪いハンサムマンに聞いた。
「あぁこれ?抜いたの、色。魔法界にもブリーチってあるんだな」
シリウスはキラキラと輝く、それでもサラサラな髪をいじくりながら言った。
「ど、どど、どちら様っ!!?」
談話室に降りてきたピーターが腰を抜かした。他の寮生も引き腰だった。
無理もない。スリザリンの怖面よりずっと恐い。
「俺だよ俺!シリウス・ブラック!」
「し、シ、シリウス!!?」
「おう」
「シリウスぅぅーーーっっ!!」
いきなり叫び出したジェームズは今いた場所から大きく跳躍してシリウスの両頬をむにっと掴んだ。
「いへぇーよ!へーむずっ!」
「お前ってヤツはお前ってヤツはっ!!」
「シリウス離してあげたら?ジェームズ」
あまりに痛々しいのでシリウスに助け船を出した。
ジェームズはむっつり顔で手を外したが、シリウスが頬の痛さで涙目になっているのを見て満足げににんまり笑った。
ジェームズは顔を引き締め、シリウスと対峙する。端から見たら、眼鏡の利発そうな優等生vs金パのハンサムな不良。女子がカメラを持っていることに気付いた。
先に口を開いたのは眼鏡だった。
「今すぐ戻せ、シリウス」
「ヤだ。ここまでするのにどんだけ時間掛かったと思ってるんだ」
「僕の知ったことか。先生に注意されるだけだ」
「『規則は破る為にある』って公言してる奴はどこのどいつだ」
「………;」
あーあ、今度からは自分の言ったことには責任持たなきゃね、ジェームズ。
「第一、何でそんなに俺が金パにするの拒むワケ?そんなに似合わない?」
「似合いすぎて怖えーよっ!」
確かにね。てか後ろで投票やってるし。主催者はやっぱりリリーだしっ!
「だろっ!」
「いやいやいやっ!やっぱりお前は黒髪じゃなきゃダメだっ!」
僕もシリウスの髪の毛は黒色派に一票!…女子は金色派が多いんだね、リリー。
「お前に俺の髪の色を指図される覚えはないっ!」
「ポッターになくても私たちにはあるわっ!」
この二人の会話に割り込めるのってリリーぐらいしかいないよ。
「よく聞きなさい二人とも!
ここにいるグリフィンドール生、延べ53人に聴いた所、26対27で黒髪派の勝利よっ!
さぁ戻しなさい、シリウスっ!」
「意味わかんねぇーよっ!」
シリウスが隙つくった瞬間を狙ってジェームズは彼に失神呪文を、リリーは再生呪文をかけて見事シリウスの髪は元のサラサラ黒髪キューティクルヘアーへと戻った。
* * *
男子全員は黒髪派(あのカッコで睨まれたら怖えーよ)
リリーを除く女子全員が金髪派(不良っぽいところがイイんじゃない!)という内訳。
リリー嬢は何だかんだ言ってジェームズの味方。
ジェームズはまだ紅茶の入っているカップを皿に思いきり叩き付けて叫んだ。もちろん紅茶が零れる。それを向かいで見ている僕は軽く溜め息を吐き問いたくない質問を彼に問うた。
「…シリウスがどうかしたの?」
彼は待ってましたとばかりに口を開いた。
「アイツ、何か最近女子からのお呼び出しが多いと思わないか!?」
「まぁ、確かに」
シリウス・ブラックこのホグワーツに入ってからというもの、みんなにとってのアイドル的存在だ。頭が天才的に良く、箒に乗るのも御茶の子さいさい、悪戯の餓鬼大将で“一様”大貴族の御曹司。そして───容姿が物凄く良い。
入学当初は普通に可愛い子よりもっと目立って可愛かったし、今現在だってそんじょそこらの美人やハンサムマンより美しいし格好良い。そんな彼がモテないはずがない。毎年彼が魅力を増す度に、毎年彼に勇気を持って思いを伝える人が増えている。
最近の彼はマグルの装飾品を着けて、気品あるイメージがガラッと変わってワイルドな感じである。しかもちょっと恐い。そこがまた女子にとってはいいそうだ。(と、リリーがこの間のお茶会で言っていた)
「確かに今のワイルドシリウスもイイよもちろんっ!
あれを泣かせれたらどれだけイイか───」
一部聞かなかったことにしておいた。
「───だけど!
あの入学したての頃の天使のような笑顔で微笑まれて
どれだけの人が卒倒したか!!」
話ズレてない?
「ワイルドは良いけど、どんどん装飾品増えてってない?
アレ自分で買ったのか?他の女から貰ったのかっ!?
…あぁでもピアスは俺のあげたヤツだな。よかった」
言葉使い悪くなってるし!ノロケ入ってるしっ!
「どうするっ!?あのサラサラ黒髪キューティクルヘアーが真っ金金になったらっ!!?」
どうって言われてもねぇ…。
「…さすがにそれはないんじゃない?」
僕が紅茶を口に含んだ時、
「お前ら二人で愚痴り大会か?」
───いや僕は愚痴ってないんだけど。
シリウスが絵画の裏をくぐってきた。
僕は彼を見て飲みかけの紅茶を吹き出してしまった。
黒の皮ジャンに長い足に似合うこれまた黒のズボンにお揃いの黒いブーツ。それに銀の装飾品がごちゃごちゃと。
そこまでは良かった。
彼の自慢の黒髪が───彼の相棒が言ってた通り───金髪になっていた。ついでに銀縁で赤いレンズのサングラスが恐さ強調。
「………どしたの、その髪」
呆れて僕はガラの悪いハンサムマンに聞いた。
「あぁこれ?抜いたの、色。魔法界にもブリーチってあるんだな」
シリウスはキラキラと輝く、それでもサラサラな髪をいじくりながら言った。
「ど、どど、どちら様っ!!?」
談話室に降りてきたピーターが腰を抜かした。他の寮生も引き腰だった。
無理もない。スリザリンの怖面よりずっと恐い。
「俺だよ俺!シリウス・ブラック!」
「し、シ、シリウス!!?」
「おう」
「シリウスぅぅーーーっっ!!」
いきなり叫び出したジェームズは今いた場所から大きく跳躍してシリウスの両頬をむにっと掴んだ。
「いへぇーよ!へーむずっ!」
「お前ってヤツはお前ってヤツはっ!!」
「シリウス離してあげたら?ジェームズ」
あまりに痛々しいのでシリウスに助け船を出した。
ジェームズはむっつり顔で手を外したが、シリウスが頬の痛さで涙目になっているのを見て満足げににんまり笑った。
ジェームズは顔を引き締め、シリウスと対峙する。端から見たら、眼鏡の利発そうな優等生vs金パのハンサムな不良。女子がカメラを持っていることに気付いた。
先に口を開いたのは眼鏡だった。
「今すぐ戻せ、シリウス」
「ヤだ。ここまでするのにどんだけ時間掛かったと思ってるんだ」
「僕の知ったことか。先生に注意されるだけだ」
「『規則は破る為にある』って公言してる奴はどこのどいつだ」
「………;」
あーあ、今度からは自分の言ったことには責任持たなきゃね、ジェームズ。
「第一、何でそんなに俺が金パにするの拒むワケ?そんなに似合わない?」
「似合いすぎて怖えーよっ!」
確かにね。てか後ろで投票やってるし。主催者はやっぱりリリーだしっ!
「だろっ!」
「いやいやいやっ!やっぱりお前は黒髪じゃなきゃダメだっ!」
僕もシリウスの髪の毛は黒色派に一票!…女子は金色派が多いんだね、リリー。
「お前に俺の髪の色を指図される覚えはないっ!」
「ポッターになくても私たちにはあるわっ!」
この二人の会話に割り込めるのってリリーぐらいしかいないよ。
「よく聞きなさい二人とも!
ここにいるグリフィンドール生、延べ53人に聴いた所、26対27で黒髪派の勝利よっ!
さぁ戻しなさい、シリウスっ!」
「意味わかんねぇーよっ!」
シリウスが隙つくった瞬間を狙ってジェームズは彼に失神呪文を、リリーは再生呪文をかけて見事シリウスの髪は元のサラサラ黒髪キューティクルヘアーへと戻った。
* * *
男子全員は黒髪派(あのカッコで睨まれたら怖えーよ)
リリーを除く女子全員が金髪派(不良っぽいところがイイんじゃない!)という内訳。
リリー嬢は何だかんだ言ってジェームズの味方。
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