| 2008 |
| 03,21 |
フィギア！すげーっ！って母と二人でテレビ見ながら言ってました。
だって…！最初で、しかも飛ぶ前(！)にコケといて後はノーミスってトコが。
素晴らしいっす。
で今日は初☆岩盤浴に行ってきました。
代謝の悪い私でも汗が出てきましたよ(＊￣▽￣＊)おぉー
なーんも考えずにただぼーっとして寝そべってるだけです。
もう最近の生活ですでにぼーっとしてるけど笑。
そんでぽたパラレル。
なんとまぁここまでやっていいのか。。。
それと。
拍手ありがとうございますv
いつもながら励みになっていますm(_ _)m
日もとっぷり暮れた午後七時半。
ここ、ホグワーツ学園前派出所にホグワーツ学園の制服を身に纏った女子高生二人がやってきた───意識のない小太りの男を引きずって。
「どうしたのかね、君達？それにその男───」
そこでこの男がこの付近に住んでいると噂の変質者であることに気が付いた。
「き、君達がこいつを───？」
私は交互に二人の少女を見た。一人は黒髪におさげの、眼鏡をかけた利発そうな子で、女性の割には背が高かった。もう一人も黒髪だが、肩でさらさらと揺れる真っ直ぐな髪で、こちらはかなりの美人で、背も高く、まるでモデルのようだった。しかし何処かで見たようなある顔だった。
「こいつ、今噂になっている変質者です。僕達を襲おうとして、彼にやられたんです」
と、おさげの少女は隣の美女を指さした。
「自業自得だけどな。こうも簡単に引っかかるとは俺も思わなかった」
私は耳を疑った───『僕達』に『俺』だって？明らかに女性にしては低い声…じゃあこの二人って───！
「あーあ、警察官困惑しちゃったよ。おーい大丈夫かぁー」
とおさげの少年が私の目の前で手を振った。
「この格好だとどっちが変質者なのかわかんねぇんじゃねぇの？」
「言えてる」
二人の少年は愉快そうに笑った。
「……とりあえず、君達の話を聞こうか」
私はその話を聞いて実に驚いた。そして何故か、胸がすっとするような感覚を覚えたのだった。
僕の名前はジェームズ・ポッターです。こんな格好してるけど、男です。こっちはシリウス・ブラック。
───そうそう、テレビで有名なブラック議員の息子です。娘じゃないですよ、こんな格好してるけど。
僕達ホグワーツの高等部一年生です。僕達のクラスメートが変質者の住んでいる地域に自宅があって───はい、ベーガ・ベーカリーを右に曲がった奥の辺りです。で、僕は先日その子に家まで送ってほしいと頼まれました。
そこで、シリウスがこの変質者を捕まえる計画を立てたんです───僕達が女装して、変質者を現行犯で捕まえる計画を。
まず、僕達は昼間に変質者がよく出没する場所に夜でも撮影できる赤外線付ビデオカメラを設置しました。地図ありますか？───ありがとうございます。
ビデオはここの角とここの角、ここの茂みに一台、ここにもう一台…あ、全部設置の了解は得ました。どの家のご婦人もこいつの顔見て嬉しそうに了解してましたよ───カメラは全部こいつの所持品です。遠隔操作で録画可能なんです。あと、この木の上に一台、計五台です。
んで、シリウスが囮役でここを一人で歩く計画でした───本当は交互に囮役をするはずだったんですが、まさか一日目で引っかかるなんて思いませんでしたよ。
僕は彼とクラスメートと一緒にその子の家まで帰って、僕はクラスメートの子の家に上がって設置したカメラのモニターをチェックしてました。そこで運良く、変質者が現れたので、小型無線機でシリウスに場所を伝え、僕はスタンガンを持ってそこに向かいました。無線機はこれです───ね？耳につけててもわからないでしょ？
で、変質者が背後からシリウスに襲って……計画では僕がここで変質者の背後からスタンガンを使うはずだったんですが……こいつは後ろから抱きつかれたのがそうとう気持ち悪かったみたいで、回し蹴りしたんです。しかも思いっ切り。こうも人間は蹴り一発で吹っ飛ぶのかと思いましたよ。
───わかってるって。気持ち悪かったんだろ？そう大声出すなって。
結局僕はスタンガン使わずじまいで、二人で回し蹴りくらって気絶しちゃった男を引っ張って来たんです。
後日、そのビデオが証拠となり、長年騒がせてきた変質者は警察署へと連行され
た。そして、無謀ではあるが、勇敢な二人の少年には感謝状が贈られた。