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blue bench blog

ハリポタと漫画と本をだら②と語る…と思う。
2025
05,26

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2006
10,08
ホントずっとほったらかしで!!(:;:Д:;:)ううぅ…
別に現れてないからといって更新考えてるわけじゃないし…。
テストあるわけでもないんです。
ただパソを触れる気になれなかった(!)
いや、自分でも驚きなんだけどね( ̄▽ ̄;)ふふ

そんな間にやっとこ『ゴールデン・デイズ』の3巻を買った!
またこれは明日に書こうかな。今回も楽しめた(*´∀`*)
そして!やっと図書館で予約していた本が借りられるっ!!
長かった…約2週間。明日取りに行きたいけどまた雨らしい orz
なんだよなんだよ(`Д´#)ふんっ

またもや拍手をしていただいてありがとうございますっ!
いつも励みになります(●´▽`●)

夏休みの間にちょこちょこと作ってて結局ボツになった
レグシリ小説の断片を載せてみた。


真っ暗な闇は、この地特有の濃い霧に覆われている。
何の音もしない、静かな夜だ。

「シリウス…」

僕がゆっくりと扉を開けると、部屋の真ん中にある大きなベッドで
くつろいで本を読んでいるシリウスの姿が目に入った。
彼は目を上げて目にかかる前髪を払った。
そんな些細な仕草が優雅だった───僕と違って。

「どうかしたか?」

「うん…なかなか寝付けなくて…」

「取りあえず中入れよ」

彼は今だ開け離れている扉を顎でしゃくった。
僕は急いで扉を閉めた。

「今日は静かな夜だもんな…霧も濃い」

そう言いながら彼は本棚の前まで歩いていった。
僕は心が踊った。
彼の本棚にはたくさんの面白い本がある。
一人で読むのも良いがシリウスと一緒に読むほうが、
よっぽど僕は楽しかった。物語が千倍面白く感じた。

「何がいい?」

彼は本の背表紙を指で追いながら尋ねた。

「ギリシャ神話がいいな」

僕も本棚まで歩み寄った。
母様は、こんなくだらない話は読むなと言うが、僕はそうは思えなかった。
シリウスが持っている本だということが一番の理由だが、
確かに面白い話だった。

「お前は最近、そればっかだな」

ふふ、とシリウスは笑みを漏らした。僕も自然と口が緩む。




「さぁ、これから長い夜の始まりだ…」

そう言ってシリウスはウインクをする。二人でくすくすと笑い合う。
そして本の世界に飲み込まれるのだった。

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プロフィール
HN:
琳琳
年齢:
35
性別:
女性
誕生日:
1990/01/02
職業:
晴れて学生に
趣味:
読書(漫画、本含めて)
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